飲食店の集客に繋がるメニューについて
2019年09月30日
飲食店の集客に大きな影響を与える要素として、メニューが挙げられます。
テーブルの上に魅力的なメニューが置かれていることによって、顧客満足度の向上、リピーターの獲得に繋がるためです。
今回は、飲食店の集客に繋がるメニューとはどんなものなのかについて、具体的に解説します。
〇飲食店の集客に繋がるメニュー①表紙の素材が良い
飲食店の集客に繋がるメニューは、表紙の素材が工夫されています。
良い手触りの素材で、なおかつ中身に期待を持たせるような、個性的なデザインの表紙にできれば理想的です。
ただ、それほど客単価が高くない飲食店で、とても高級感のある表紙、素材にするなど、イメージと乖離したものにするのは避けましょう。
また、飲食店のメニューは、多くの方が手にするもののため、汚れやすく、傷みやすいです。
とはいえ、手触りの良い素材の上に分厚いカバーを付けると、せっかくの良い素材が無駄になってしまいます。
したがって、飲食店のメニューは“消耗品”と考えて、定期的に作り直すようにしましょう。
〇飲食店の集客に繋がるメニュー②中身の素材が良い
飲食店の集客に繋がるメニューは、中身の素材にもこだわっています。
先ほど少し触れましたが、メニューというものは、水に濡れたり、テーブル以外のところに置かれたり、複数の方に開いたり閉じたりされるもののため、汚れやキズ、シワなどが付きやすいです。
したがって、中身の素材には、破れにくいもの、または手垢などが付きにくいものを選ぶべきでしょう。
少し厚めの紙素材などを使用すれば、すぐに劣化してしまうのを防げます。
〇飲食店の集客に繋がるメニュー③メニューの掲載方法が良い
飲食店の集客に繋がるメニューを作成するのであれば、メニューの掲載方法にもこだわりましょう。
飲食店のメニューは、大きければ大きいほど、客単価が高くなると言われています。
したがって、高い客単価を目指すのであれば、比較的大きなメニューを作成するべきと言えるでしょう。
特に、盛り付け、料理自体の良さを伝えるために、たくさん写真を掲載したいという方は、必ずメニューのサイズを大きくするべきです。
また、飲食店側が撮影した写真を掲載しているメニューも見られますが、これだと、最初は好感が持てるものの、劣化すると少しみすぼらしい見た目になってしまいます。
したがって、写真を掲載するのであれば、思い切ってプロに撮影を依頼しましょう。
ちなみに、その際プロに撮影してもらった写真は、飲食店のウェブサイトやSNSにも掲載することができます。
〇飲食店の集客に繋がるメニュー④メニューの表現が良い
飲食店の集客に繋がるメニューを作成するのであれば、メニューの表現も工夫するべきです。
飲食店には、メインの料理以外にも、オーダーしてほしい料理というものが多数存在します。
例えば、原価を大きく上回った価格で提供できるような料理ですね。
ただ、これらの料理は、どうしてもメニューにおいて端に追いやられてしまい、目立ちにくくなります。
そのような料理をオーダーしてもらうようにするには、“こだわりの料理”だということを全面に押し出した表現を掲載するようにしましょう。
例えば、“手間暇かけた”、“ヘルシー志向の”、“○○産”、“ビッグ”などの表現を料理名に付け足せば、サイドメニューにも手を抜いていないことがアピールでき、なおかつそのような料理のオーダーが増えやすくなります。
〇まとめ
ここまで、飲食店の集客に繋がるメニューとはどんなものなのかについて、具体的に解説してきました。
集客に苦戦する飲食店の中には、メニューに汚れや見にくさ、魅力の低さなどが原因となっているところも、少なからず存在します。
したがって、開業後一気に来客を惹きつけたいのであれば、労力や時間、コストを惜しまず、初めから魅力満載のメニューを作成するべきだと言えます。
