また行きたくなる飲食店の特徴とは?

2019年11月08日

リピーター

飲食店において、固定客を獲得したり、来客数を増やしたりするためには、1度訪れた方に「また行きたい!」と思わせる必要があります。
では、また行きたくなる飲食店には、一体どんな特徴があるのでしょうか?
詳しく解説しますので、開業したての飲食店、集客が伸び悩んでいる飲食店のオーナーは、ぜひ参考にしてください。

 

〇また行きたくなる飲食店の特徴①従業員がフレンドリー

 

飲食店において、来客が気持ちよく食事をとれる接客を心掛けることは、とても重要です。
ただ、単に丁寧でスピーディな接客をするだけでは、そこまで来客の印象に残らないでしょう。
逆に、丁寧な接客ができる従業員がフレンドリーであれば、“良い店員さんがいるお店”という印象が残りやすくなります。
また、何度か来店してもらっている固定客の顔や名前などを覚えて接客すれば、常連気分を感じてもらいやすくなり、その固定客に、また新たな友人などを誘って来店してもらえる可能性もアップします。
つまり、接客が丁寧で、なおかつフレンドリーな従業員がいる飲食店には、固定客と新規顧客を同時に獲得できるチャンスがあるということです。

 

〇また行きたくなる飲食店の特徴②趣味が共有できる

 

近年、外観や内装などを独特なものにして、物珍しさからの集客を狙う飲食店が増加しています。
確かに、そのような飲食店には、「1度行ってみたい」と思わせる力はあるものの、また行きたくなる飲食店かどうかは未知数です。
それならば、もっと手っ取り早く「1度行ってみたい」「また行きたい」と思わせる方法があります。
それは、飲食店を“趣味が共有できる空間”にすることです。
分かりやすいもので言うと、特定のプロ野球チームやサッカーチームなどを応援する、スポーツバーのような形態の飲食店が挙げられます。
このような飲食店であれば、初めて訪れた方でも、オーナーや他の来客と共通の話題で盛り上がれるため、また行きたいと思ってもらえる可能性も高くなるでしょう。

 

〇また行きたくなる飲食店の特徴③料理にインパクトがある

 

料理にインパクトがある飲食店は、来客の印象に残りやすく、また来たいと思ってもらえる可能性が高いです。
いわゆる、SNS映えするような料理を提供する飲食店ですね。
また、SNS映えするようなインパクトのある料理は、SNSで拡散されることになるため、新たな顧客を獲得するチャンスも生み出してくれます。
もちろん、SNSを利用していない顧客にも、「あそこの○○(料理名)、すごいインパクトがあるから行こうよ」というように、新たな友人などを誘って来店してもらえる可能性があります。

 

〇また行きたくなる飲食店の特徴④コストパフォーマンスが高い

 

飲食店において、美味しい料理を提供するということは、とても大事なことです。
ただ、それよりももっと意識しなければいけないのが、コストパフォーマンスです。
初めて訪れた来客に、「この美味しさでこの値段はすごい」と思わせることができれば、そのコストパフォーマンスの高さは、少しずつ広まっていきます。
また、これを先ほど解説した“インパクトのある料理”で実践するのも面白いでしょう。
つまり、非常にインパクトのある見た目で、味も良く、なおかつコストパフォーマンスの高い料理を提供するということです。
そうすれば、その料理を目当てに集まる来客が増えるのはもちろんのこと、他のメニューへの注文も増加することが予想されます。

 

〇まとめ

 

ここまで、また行きたくなる飲食店の特徴について解説してきました。
また行きたくなる飲食店には、“顧客のことを親身になって考え、ニーズを理解している”という特徴があります。
もちろん、料理の腕を磨いたり、とにかく接客を丁寧にしたりすることも、集客をするにあたっては非常に大事なことですが、また行きたいと思わせるためには、もうワンランク上の工夫をする必要があるでしょう。