コストがかかりやすい内装・外装工事とは?

2019年11月11日

内装工事

飲食店を開業するにあたって、内装・外装工事は必要不可欠な準備の1つです。
ただ、内装・外装工事をする際は、どれくらいのコストがかかるのかをきちんと把握しておかなければいけません。
今回は、飲食店の開業時に行うものの中で、比較的コストがかかりやすい内装・外装工事について解説したいと思います。

 

〇コストがかかりやすい内装・外装工事①ダクト工事

 

飲食店においてダクト工事をする場合、入居するテナントビルの高さによっては、高額なコストがかかります。
なぜかと言うと、高いテナントビルであればあるほど、ダクト工事に必要な足場を多く設置することになるためです。
例えば、5階建てのテナントビルにおいて、屋上まで足場を設置した場合、大体12万円前後のコストがかかります。
また、ダクト工事をする業者が自社で足場を設置する場合と、足場の専門業者に依頼して設置する場合では、後者の方がコストは高くなります。
具体的には、1㎡あたり300円ほど違ってくるため、覚えておきましょう。
そして、もちろんダクト工事は、ダクトを屋上まで設置すれば終了するわけではありません。
ファンの稼働による振動を防ぐためのゴムを設置したり、火災時に火が漏れないようにするための防火ダンパーを設置したりする必要もあります。
そのため、上記のコストだけでなく、これらのコストがかかることもあらかじめ計算に入れておきましょう。

 

〇コストがかかりやすい内装・外装工事②看板の設置工事

 

コストがかかりやすい内装・外装工事には、看板の設置工事も挙げられます。
看板の設置工事にコストがかかりやすい理由は、主に2つあります。
1つは、飲食店に設置する看板の多くが、オーダーメイドであるためです。
今の時代、既存の看板に店名を書くだけでは、他の飲食店との差別化が図れず、なかなか集客することができません。
そのため、飲食店に設置する看板を作成する際は、素材を工夫したり、フォントやデザインを工夫したりする必要があるため、思いの他コストがかかるのです。
また、看板の設置工事にコストがかかりやすいもう1つの理由としては、高所作業、あるいは電気工事が必要なケースが多いということが挙げられます。
例えば、テナントビルの袖看板などを交換する場合、高所で作業するための車をレンタルするためのコストが、1日あたり数万~10万円程度かかることもあります。
さらに、看板自体が発光するタイプ(内照式)を選ぶか、外部からの光で看板を照らすタイプ(外射式)を選ぶかによっても、コストにはかなりの差が出てきます。
内照式を選ぶ場合、外射式と比べて10倍近くまでコストが跳ね上がる場合もあるため、注意してください。

 

〇コストがかかりやすい内装・外装工事への対策

 

コストがかかりやすい内装・外装工事への対策があるとすれば、やはり削れるコストを削ることでしょう。
例えば、ダクト工事においては、なるべく足場の設置も含めて行ってくれる業者を選び、看板の設置工事では、自らデザインするか、デザインに精通している知人・友人に頼んでみることをおすすめします。
また、空調工事など、製品そのものが高いことによって、コストがかかりやすい内装・外装工事に関しては、できるだけ安価な製品を自身で探すようにしましょう。
もっと言えば、安価な製品だけでなく、購入した製品を低コストで店舗に納品してくれる電気店などを探すことも有効です。

 

〇まとめ

 

ここまで、飲食店における、比較的コストがかかりやすい内装・外装工事について解説してきました。
内装・外装工事には、コストを削れるものと削れないものがあります。
例えば、先ほど少し触れた防火ダンパーなどには設置義務があるため、設置にかかるコストを削ることはできません。
そのため、内装・外装工事をする前に、削れるコストと削れないコストを把握しておくことも重要だと言えます。