何年も忘年会で使ってもらえる店舗づくり

2019年11月28日

忘年会

これからのシーズン、忘年会でどれだけ利用してもらえるかが、飲食店の売上を大きく左右します。
ただ、その年だけでなく、「来年もまた忘年会で使いたい」と思ってもらえるように、飲食店は工夫しなければいけません。
今回は、何年も忘年会で使ってもらえる店舗の作り方について解説します。

 

〇何年も忘年会で使ってもらえる店舗にするための工夫①ウェブサイトに地図、外観の写真を掲載する

 

忘年会で訪れる来客の中には、もちろんその店舗に初めて訪れるという方もいます。
また、忘年会にはさまざまな集まりがあるため、遠方から訪れる方も中にはいるかもしれません。
そのため、店舗のウェブサイトには、必ず店舗の地図を掲載しましょう。
さらに、内装の写真ばかりでなく、店舗の外観の写真も掲載するようにすれば、始めて来た方が道に迷う可能性は低くなります。
逆に文章だけの道案内では、道に迷ってしまい、悪いイメージを与える可能性があります。

 

〇何年も忘年会で使ってもらえる店舗にするための工夫②当日キャンセルへの柔軟な対応

 

忘年会では、当日になって参加者の1人が来られなくなるというケースも珍しくありません。
そのため、店舗側は、数人程度のキャンセルには対応できるように、メニューや料理の出し方を工夫するようにしましょう。
例えば、1人ずつ盛り付けて料理を提供するわけではなく、大皿に数人前を盛り付けて提供すれば、人数が減っても対応しやすいです。
また、当日キャンセルがあっても、1人までならキャンセル料は発生しないというシステムにすれば、来客にはとても喜ばれるでしょう。

 

〇何年も忘年会で使ってもらえる店舗にするための工夫③両替用のお金を準備しておく

 

忘年会の参加費は、忘年会が始まる前か、もしくは終わる頃に集められます。
ただ、このとき、うっかり1,000円札を用意していない方がいた場合、誰かが立て替えると、誰がいくら出したのかが分かりにくくなってしまいますよね。
このような経験は、忘年会などの集まりに参加した誰もが、必ず1度は経験していることだと思います。
そのため、店舗側は、このような状況になることを考えて、あらかじめお札や硬貨を多めに準備しておき、両替に対応できるようにしましょう。
そうすれば、忘年会の参加費を集める幹事の負担は減りますし、「来年も来よう」と思ってもらいやすくなります。

 

〇何年も忘年会で使ってもらえる店舗にするための工夫④ゲームの景品を提供する

 

忘年会では、ビンゴなどのゲームが行われる機会も多いです。
そんなとき、あらかじめゲームを行うことがわかっている場合は、店舗から景品を提供することで、とても喜ばれるでしょう。
ただ、もちろん高価なものを購入する必要はありません。
景品として提供するのは、その店舗の割引券などで十分です。
また、その店舗の割引券などを提供すれば、喜んでもらえるだけでなく、「この割引券を使うためにもう1度来よう」と思ってもらえるでしょう。

 

〇何年も忘年会で使ってもらえる店舗にするための工夫⑤仮装グッズの無料貸し出し

 

忘年会では、その場を盛り上げるために、簡単な仮装をする方も多いです。
例えば、ユニークな文字が書かれているタスキや、大きな蝶ネクタイなどは、忘年会の参加者が自分で買うほどではないものの、その場にあれば使ってもらえるでしょう。
また、これらの仮装グッズは、数百円単位で購入できることも多いため、無料で貸し出すために準備しておくことをおすすめします。

 

〇まとめ

 

ここまで、何年も忘年会で使ってもらえる店舗の作り方について解説してきましたが、いかがでしたか?
忘年会シーズンのリピーターを確保すればするほど、飲食店は年末の売上を計算しやすくなります。
また、リピーターを獲得した暁には、そのリピーターを飽きさせないために、毎年違った工夫をすることも忘れてはいけません。