飲食店における深夜の集客を増やすには?

2020年01月30日

深夜

居酒屋やバー、ラーメン屋など、深夜まで営業することも多い飲食店は、必ず“深夜の集客の悪さ”という壁にぶつかります。
では、飲食店における深夜の集客を増やすには、一体どんな工夫をすべきなのでしょうか?
さまざまな観点から、採り入れるべき工夫について解説しますので、ぜひ参考にしてください。


○飲食店における深夜の集客を増やす工夫①ハーフポーションを提供する

 

飲食店における深夜の集客を増やすためには、“ハーフポーション”を提供しましょう。
ハーフポーションとは、1人前の半分程度の量のメニューを言います。
深夜の飲食店には、2軒目や3軒目として訪れる方も多く、すでにそれほどお腹が空いておらず、主にお酒だけを飲みに来るような方も多いため、これはとても効果的です。
もちろん、ハーフポーションのメニュー数を増やせば、男女関係なく集客しやすくなりますので、ぜひ検討してみましょう。

 

○飲食店における深夜の集客を増やす工夫②惹かれるキャッチコピーを付ける

 

飲食店における深夜の集客を増やすには、つい惹かれてしまうキャッチコピーを付けることも効果的です。
例えば、ぜひ使っていただきたいのが、“〆(シメ)”という言葉。
〆のメニューと言えば、ラーメンやお茶漬けなどのイメージが強いですが、近年はさまざまな“〆〇〇”が登場しています。
”〆パフェ“がその良い例ですね。
つまり、飲食店の業態に関係なく、“〆〇〇”を提供することで、2軒目、3軒目として訪れる方を集客できるということです。

 

○飲食店における深夜の集客を増やす工夫③お通しをなくす

 

飲食店、特に居酒屋などにおける深夜の集客を増やすには、お通しをなくしましょう。
何度も言うように、深夜の飲食店には、2軒目、3軒目として訪れる方も多く、それがもし居酒屋のはしごであった場合、すでに数回お通しを口にしていることになります。
そのため、深夜に訪れる方の多くは、お通しをあまり必要としていません。
したがって、お通しを出す代わりに、アルコールメニューを1杯サービスするなどして、臨機応変に対応しましょう。

 

○飲食店における深夜の集客を増やす工夫④あえて時間がかかるメニューを提供する

 

飲食店における深夜の集客を増やすためには、あえて時間がかかるメニューを提供してみましょう。
ランチタイムやディナータイムのピークでは、どうしても忙しくなり、なかなか時間がかかるメニューを提供できません。
ただ、深夜であれば、ある程度余裕が出てくるため、“この時間にしか食べられない”というアピールをしつつ、あえて時間がかかる本格的なメニューを提供するのはアリだと思います。
これが口コミで広がれば、限定メニュー目当てに訪れる方も増えるでしょう。

 

○飲食店における深夜の集客を増やす工夫⑤夕方の早い時間に集客を増やしてカバーする

 

飲食店における深夜の集客を増やすのが難しい場合は、少し視点を変えて、夕方の早い時間に集客を増やし、カバーするという方法を実践してみましょう。
例えば、近年多くの居酒屋などで採り入れられている“ハッピーアワー”は、夕方の早い時間に集客を増やす典型的な戦略だと言えます。
これは、主にアルコールメニューの割引を行うサービスのことであり、例えば17:00~18:00に来店した方は、ビール半額といったようなサービスを指します。
もちろん、割引するメニューをアルコールに限定する必要はありませんので、さまざまなメニューで応用してみましょう。

 

○まとめ

 

ここまで、飲食店における深夜の集客を増やす工夫について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
深夜の時間帯は、どこの飲食店でも集客が少なくなるため、工夫をしている飲食店が圧倒的に有利になります。
そのため、経営者と従業員が一丸となって、閉店ギリギリまで集客が途切れない飲食店を目指し、さまざまな工夫をしていきましょう。