コロナ禍の飲食店に向けた雇用支援サービス

2020年05月12日

飲食店

コロナ禍の飲食店は、自店でできる限り売上や雇用を確保する工夫を行っていますが、それだけでは賄いきれない店舗も当然あります。
そんな飲食店は、あらゆる企業が行っている支援サービスを利用しましょう。
今回は、ここ最近注目されている“雇用支援サービス”をいくつか紹介します。


〇クックビズの“アルバイト求人枠無償提供”

 

コロナ禍の飲食店が利用すべき雇用支援サービスには、まず“クックビズ”の“アルバイト求人枠無償提供”が挙げられます。
クックビズは、飲食やフード産業に特化した求人サイトであり、現在コロナ禍にある飲食店を支援すべく、同サイト内でアルバイト求人情報を無償で掲載しています。
具体的には、1社(1店舗)あたり2求人までの掲載が可能です。
コロナ禍の飲食店では、休校措置などによる影響でスタッフが足りず、経営者や出勤可能なスタッフへの負担が大きくなっていることが問題視されています。
したがって、売上を確保しながらも、上記のような問題を解決したいという飲食店は、ぜひ当サービスを利用しましょう。

詳しくはこちらから

 

http://bit.ly/2TQzuMO

 

〇シンクロ・フードの“アルバイト募集広告無料掲載”

 

飲食業向けメディアプラットフォームの提供を主な事業とする“シンクロ・フード”でも、コロナ禍の飲食店に向けた“アルバイト募集広告の無料掲載”サービスが実施されています。
対象はアルバイト求人のみですが、飲食店は1ヶ月間、無料で求人募集をすることができます。
通常、シンクロ・フードで1ヶ月間求人募集をする場合、19,800円の費用がかかるため、これは飲食店にとって非常に嬉しいサービスですね。
また、緊急事態宣言延長などの影響もあり、当サービスの申し込み期間は今月末(5月29日)まで延長されています。

詳しくはこちらから
https://www.inshokuten.com/recruit/campaign/126

 

〇ネオキャリア、Rettyの“アルバイトマッチングアプリ利用料無料サービス”

 

空いた時間に働けるアルバイトマッチングアプリ“wakumo”を提供する“ネオキャリア”と、日本最大級のグルメサイトを運営する“Retty”は、共同で“アルバイトマッチングアプリ利用料無料サービス”を提供しています。
これは、Rettyの掲載店舗限定で、wakumoのサービス利用料を一定期間無料にするサービスです。
通常、wakumoを通じてアルバイトの採用に至った飲食店は、紹介手数料として日給の30%を支払わなければいけませんが、当サービスではそれがすべて無料になります。
コストをかけず、なおかつ効率的にアルバイトを募集したいコロナ禍の飲食店は、ぜひ利用しましょう。

詳しくはこちらから
https://bit.ly/3cIvCnt

 

〇シェアダインの“出張シェフ”

 

出張シェフのマッチングプラットフォームである“シェアダイン”では、コロナ禍の飲食店、スタッフをサポートするサービスとして、最短翌日から働ける“出張シェフ”プログラムを実施しています。
これは、コロナ禍の飲食店において、活躍の場をなくしているシェフが、最短翌日から働き始められるというサービスです。
仕事がなくて困っているシェフ、そして給与の支払いに困っている飲食店の両方にメリットのあるサービスですね。
ちなみに、当プログラムでは、これまでシェフデビューまでに3週間程度を要していましたが、今回大幅に簡略化されました。
具体的には、これまで行われてきたトライアル実地テストを省略し、月2回開催していた説明会もオンライン開催に変更されています。
また、対象となるのは管理栄養士や調理師等の資格を保有するなど、食品衛生に関する知識と、2年以上の店舗での調理経験を有すると認められたシェフです。

詳しくはこちらから
https://sharedine.me/shokuiku-media/chef_20200327/

 

〇まとめ

 

ここまで、コロナ禍の飲食店に向けた雇用支援サービスにスポットを当てて紹介しましたが、いかがでしたか?
各企業は、前述のような飲食店に対する支援サービスを続々とスタートさせています。
特に、無料で提供されているサービスについては、利用しない手はありませんので、各サービスの利用条件や期間は必ずチェックしておきましょう。