飲食店は無料のサービスを駆使しよう

2020年05月29日

無料サービス

飲食店が新たなサービスを実施する場合、基本的には費用がかかります。
ただ、新型コロナウイルスの影響を多大に受けている場合、それほど新たなサービスにお金をかけることができません。
したがって、飲食店はなるべく今回解説するような無料のサービスを駆使しながら、経営状況を改善させられるように努めましょう。


○コグラフの“注文専用電話サービス無料提供”

 

オフィス電話への自動応答を行う業務用AI電話プラットフォーム“マヤイ”を展開する“コグラフ”は、コロナの影響を受けている飲食店を支援するため、注文専用電話サービスを無料で提供しています。
これは、“マヤイ for テイクアウト”というもので、テイクアウトやデリバリーの電話注文に24時間自動応答するシステムです。
提供対象となるのは、コロナ感染拡大に取り組んでいる飲食店で、無料の期間が2020年9月6日までと非常に長いのが特徴です。
これが利用できれば、飲食店は営業時間外でも注文を受け付けることができるため、飲食店と顧客の双方にメリットのある仕組みとなっています。
簡単なネット環境が整っていればすぐスタートできるため、ぜひ1度チェックしてみてください。

 

○アイワ広告の“テイクアウト用のぼり無料提供”

 

看板等の広告媒体を使用し、企業や店舗等を支援する“アイワ広告”は、コロナの影響でニーズが増えている飲食店のテイクアウトを告知するツールとして、オリジナルののぼりを無料で提供しています。
こののぼりは、飲食店の店頭にポールを使用して設置するもので、顧客にテイクアウトの実施をわかりやすく伝えられるツールとして活躍します。
また、のぼりのデザインは通行人からの視認性を考え、目に飛び込んできやすい“前進色”と呼ばれる色でカラーリングされていて、現在すでに数多くの飲食店で導入されています。
テイクアウトを導入している飲食店は、無料でできるコロナ対策として、ぜひ活用したいですね。

 

○ルイRの“シャンパーニュ、ワイン無料提供”

 

フランス産のワイン、スピリッツ等の輸入販売を行う“ルイR”は、コロナの影響を受けている飲食店や酒販店に向けて、シャンパーニュ、ワイン計3,600本(約1,000万円分)を無料で提供しています。
これは、当社がフランスから独占輸入しているシャンパーニュ、白・赤ワイン300セットを無料提供するというもので、1店舗あたり1セット限定で受け取ることができます。
ちなみに、1セットの内訳は、シャンパーニュ2本、白ワイン5本、赤ワイン5本の計12本となっています。
居酒屋やバーなどを経営する方で、少しでも多くお酒好きの顧客に来てもらいたいという方は、ぜひ申し込むべきですね。

 

○フェズの“ポスター無料配布”

 

リテールテック事業や地方創生事業を手掛ける“フェズ”は、飲食店に対し、“安全な消費”を促すポスターを無料で配布しています。
これは、「ソーシャルディスタンスをお守りいだたきありがとうございます」「マスク着用しています」というような文言が書かれたポスターで、顧客にメッセージを伝える際にとても便利なものとなっています。
また、上記のポスターに加えて、ファズでは飲食店側が自由に記載できるフォーマットや、店舗ごとのカラーに合わせたバリエーションなども用意されています。
さらに、当社は今後も実践的に消費の現場を応援していくプロジェクトを企画しているため、新たなサービスが発表される日も近いでしょう。

 

○まとめ

 

飲食店が今もっとも考えなければいけないのは、やはり経営状況を改善させることです。
ただ、コロナ感染拡大前と比べ、来客数は確実に減っていますし、これまでと同じような戦略で集客しようとしても、うまくいかないのは目に見えています。
したがって、今はコロナの影響を受ける飲食店を応援する無料サービスを駆使し、来客が増え始めるまで耐え忍ぶのが得策だと言えるでしょう。