再確認したい飲食店の“価値”を決める要素

2020年10月21日

お店2

コロナ禍の飲食店は、売上を回復させるために新たな事業を展開したり、万全なコロナ対策を取ったりと、試行錯誤を続けています。
ただ、売上の回復を目指すには、他にもさまざまな角度から自店を見つめ直し、“価値”のある飲食店を目指す必要があります。
ここからは、飲食店の価値を決める主な要素について解説します。


①メニュー

 

飲食店の価値を決める要素としては、まず“メニュー”が挙げられます。
魅力的なメニューを作ることは、飲食店の価値を上げるための絶対的な条件です。
また、価値が高いという評価を受けやすい飲食店のメニューには、主に以下のような特徴があります。

・素人には真似できないレシピ、調理技術が用いられている
・食欲をそそる盛り付けがされている
・食べ放題など提供方法が多様である など

 

②食材の質

 

飲食店の価値を決める要素としては、“食材の質”も挙げられます。
食材の質にこだわることで、必然的にメニューの魅力も上がりやすくなります。
また、価値が高いと評価される飲食店は、食材に以下のようなこだわりを持っているケースが多いです。

・食材のグレードにこだわっている
・独自のルートから食材を調達している
・経営者、シェフが自ら試した食材を使用している など

 

③空間の魅力

 

飲食店の価値を決める要素には、”空間の魅力“も挙げられます。
コロナ禍の現在であっても、飲食店という空間としての魅力がある飲食店は、やはりある程度来客を確保できています。
具体的には、以下の点にこだわっている飲食店です。

・店舗デザイン
・眺望
・伝統
・コミュニティー
・設備 など

 

④接客

 

飲食店の価値を決める要素として、忘れてはいけないのが“接客”です。
たとえ、こだわりの食材で魅力的なメニューを提供している飲食店でも、接客に力を入れていなければ、その価値は大きく下がります。
また、単純に愛想良く接客するだけでなく、来客のシーンに合わせた接客を行うことも重要です。
特に、現在はコロナ禍の真只中ですから、なるべく接触を控えるなど、来客が嫌悪感を抱かないように、それでいて好印象を持ってもらえる接客を目指さなければいけません。

 

⑤提供形態

 

飲食店の価値を決める要素には、“提供形態”も挙げられます。
これは、店内でメニューを提供する以外の方法で、顧客の都合に合わせつつ、店外提供を行う際の形態を指しています。
以下のような提供形態が充実している飲食店は、必然的に価値が上昇します。

・テイクアウト
・デリバリー
・ミールキット
・EC(オンライン販売)
・店頭販売 など

 

⑥ブランド力

 

飲食店の価値を決める要素としては、“ブランド力”も挙げられます。
以下のような特徴がある飲食店は、基本的にブランド力が高いと判断できるでしょう。

・歴史が長い
・伝統、伝承がある
・輝かしい経歴のシェフがいる
・地域社会に貢献している
・ロス削減に積極的に取り組んでいる など

・自店で欠けているものは何かを再確認しよう
飲食店の価値は、前述のようにさまざまな要素で決定します。
よって、なかなか売上が回復しない飲食店は、どの部分が欠けているのかを考えてみましょう。
例えば、テイクアウト等の新業態が忙しく、接客がおざなりになっていたり、売上の回復を最優先にすることで、メニューの質が落ちていたりするケースは、往々にしてあります。
すべての要素をバランス良く備えなければ、厳しいコロナ禍の現状を抜け出すことは難しいでしょう。

 

まとめ

 

ここまで、飲食店の価値を決める主な要素について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
コロナ禍の今、広い視野で飲食店全体を見直すことは、決して簡単ではありません。
経営者の方、従業員の生活がかかっていますから、売上を最優先にする気持ちもわかります。
ただ、このような現状だからこそ、総合的な価値をアップさせることで、数多くのライバルよりも一歩リードすることができるでしょう。