飲食店の効果的な売上アップ戦略4選

2020年12月30日

売上

飲食店では、毎日一生懸命来客と向き合っていても、なかなか売上が伸びないことがあります。
そんなときは、これまでの体制にテコ入れをして、どんどん新しいことにチャレンジしていきましょう。
ここからは、飲食店の効果的な売上アップ戦略を具体的に解説していきたいと思います。


○期間限定メニューの販売

 

飲食店の効果的な売上アップ戦略としては、まず“期間限定メニューの販売”が挙げられます。
飲食店において、もっとも必要なメニューは、来店した誰もが注文するような看板メニューです。
ただ、それだけ人気の看板メニューを作ることは、決して簡単ではありません。
一方、期間限定メニューの場合は、その季節に合った食材等を使用することで、比較的簡単に作れます。
また、来客の多くは、“期間限定”というワードに惹かれることが多く、メニューブックやホームページ等で積極的にアピールすれば、多少価格設定が高くても、注文は出やすくなります。

 

○裏メニューの開発

 

飲食店の効果的な売上アップ戦略には、“裏メニューの開発”も挙げられます。
これは、メニューブックには掲載されていないメニューのことで、リピーターを獲得するためには必要不可欠なものだといえます。
なぜなら、“メニューに載っていない=次回注文したい”という心理が働くケースは多いからです。
ちなみに、大手飲食チェーンでも、以下のように裏メニューが数多く開発されています。

・餃子の王将:餃子の両面焼き
・吉野家:肉下(肉の上にご飯を乗せる)
・すき家:キング牛丼
・モスバーガー:骨なしモスチキン など

・リピートしたくなる仕掛けづくり
飲食店の効果的な売上アップ戦略としては、“リピートしたくなる仕掛けづくり”も挙げられます。
来客は、3回訪れると“安定客”、10回訪れると“常連客”になると言われています。
よって、最低でも3回以上は来店してもらえるような仕掛けを作らないと、飲食店経営は厳しいものになります。
また、リピートしたくなる仕掛けの代表的な例としては、スタンプカードの発行が挙げられますが、これは拒否される場合もあります。
なぜなら、スタンプカードを作ることで、財布がかさばることを嫌う方が多いからです。
そのため、飲食店はスマホなどを用い、カードを必要としないスタンプ制度を導入しましょう。
これなら、来客も気軽にスタンプを溜めることができるため、リピートしてくれる可能性が高くなります。

 

○デリバリー、出張店舗の実施

 

飲食店の効果的な売上アップ戦略には、“デリバリー”や“出張店舗”の実施も挙げられます。
これまで飲食店は、出店したエリアでしか勝負できないという傾向にありました。
しかし、近年はデリバリーやテイクアウトを実施する飲食店も増え、新型コロナウイルスの影響により、さらにその動きに拍車がかかっています。
よって、売上アップを目指す飲食店は、この波に乗らない手はありません。
また、ここ最近は出張店舗として、家庭や貸し切りスペースなど、さまざまな場所に本格的な料理を届ける飲食店も増加しています。
これは、プラスチックの容器などを使用したデリバリー・テイクアウトメニューではなく、飲食店のシェフがそのまま家庭等に出張し、その場で料理を振る舞うというサービスです。
コロナの影響により、飲食店への来店を躊躇する方には人気のサービスであるため、ある程度需要が見込めると判断できるのであれば、導入しても面白いでしょう。

 

○まとめ

 

ここまで、飲食店の効果的な売上アップ戦略を4つほど見ていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
ここ最近、売上が落ち込んでいる飲食店は爆発的に増えていますし、やむなく閉店に追い込まれるケースも後を絶ちません。
よって、新しいことにチャレンジしていかなれば、このまま閉店を待つしかなくなってしまうため、前述のようなことを積極的に行って