賃貸物件に入居する際のあいさつについて

2019年01月15日

賃貸挨拶1

賃貸物件に入居する際に怠ってはいけないのが、同じ賃貸物件に住む方へのあいさつです。

あいさつと言っても、始めて引っ越しをするという方の中には、ルールをあまり把握していないという方も多いでしょう。

 

そんな方々のために、今回は賃貸物件に入居する際のあいさつについて徹底的に解説します。

 

 

○【賃貸物件に入居する際のあいさつ】いつあいさつに行けばいいの?


まず賃貸物件に入居する際のあいさつは、いつ行えばいいのでしょうか?


時期で言えば、実際に賃貸物件に入居する数日前に行うのが望ましいでしょう。
引っ越しの前日や当日など、自分自身が忙しくなる時期は避け、引っ越しが決まったら早めに賃貸物件に出向き、あいさつを済ませておくことがおすすめします。


もし引っ越しをする賃貸物件まで距離があるという方は、引っ越し当日の作業が落ち着いた後でも構いません。
また曜日や時間で言うと、休日の午前10時前後にあいさつをするのがおすすめです。
平日は家を空けている方が多いため、土日の午前中で、比較的手が空いている方が多い時間にあいさつすることを心掛けましょう。


もし午前中にあいさつができなかった場合は、午後18時~20時前後がおすすめです。
それ以上時間が遅くなってしまうと迷惑になり、常識がないという第一印象を与えてしまうかもしれないので注意しましょう。

 

 

 

○【賃貸物件に入居する際のあいさつ】あいさつは何人で行けばいい?

 

賃貸物件に入居する際のあいさつは、なるべく少人数で行うようにしましょう。

あまりに大人数で訪問してしまうと、少し迷惑がられてしまう恐れがあります。

 

例えば、両親と子ども2人の4人家族であれば、両親2人だけであいさつに行くようにしましょう。

またその際に、“子どもがいるのでご迷惑をかけることもあるかもしれません”と伝えておくことで、住人に家族構成を伝えることができる上に、良い印象を持ってもらいやすくなります。

 

 

○【賃貸物件に入居する際のあいさつ】住人がずっと不在の場合は?

 

賃貸物件に入居する際のあいさつでは、何度もあいさつに行っているにも関わらず、住人が不在でなかなか会えないということもよくあります。

 

そういう場合は、苗字と簡単なあいさつ分が書かれた手紙と粗品をセットにして、ドアノブに掛けておいたり、ポストに入れておいたりすることをおすすめします。

 

粗品として一般的なのは、タオルや石鹸、洗剤など500~1,000円以内で購入でき、どこの家庭でも使用されることが多いものです。

個性的なものではなく、できるだけオーソドックスな商品を選ぶようにしましょう。

 

また手紙と粗品であいさつをした後、実際にその部屋の方と顔を合わせる機会があれば、あらためてその場であいさつをすることも忘れないでください。

 

 

○【賃貸物件に入居する際のあいさつ】あいさつに行く部屋はどこまで?

 

賃貸物件に入居する際のあいさつにおいて、どこの部屋まであいさつに行けばいいのかというのは、初めてあいさつをする方にとって悩みどころでしょう。

 

賃貸物件の場合、自分の部屋の両隣、そして真下にある部屋の合計3部屋のあいさつには必ず行くというのが一般的です。

特に幼い子どもがいる家庭は、生活音や泣き声などで迷惑をかける場合もあるため、真下の部屋に住む方には丁寧にあいさつをしておきましょう。

 

もし1つのフロアに4~5部屋しか住戸がない賃貸物件の場合は、そのフロアのすべての住人にあいさつをしても、決して不自然ではありません。

 

 

○まとめ

 

今回解説したポイントを押さえてもらえれば、賃貸物件に入居する際のあいさつで大きく失敗することはないでしょう。

近年、賃貸物件に入居する際にあいさつをする方は減少していると言われていますが、住人と良好な関係を築くのであれば必ず行うべき風習です。

 

またもし自分が賃貸物件で問題を起こしてしまったとしても、あいさつに行っておくことで、トラブルに発展しにくくなることも予想されます。