単身者用物件における各間取りの利点と欠点

2019年01月17日

ワンルーム1

賃貸物件を探す際、ほとんど方は賃料やエリアと併せて、まず希望の間取りを決定します。

では皆さんは、単身者用物件における各間取りの利点・欠点を理解していますのでしょうか?

 

入居した後に欠点に気付いているようでは遅いため、今回は単身者用物件を借りる前に知っておくべき、各間取りの利点と欠点を解説します。

 

 

○単身者用物件を借りる前に知っておくべき各間取りの利点と欠点①ワンルーム

 

ワンルームは、1つの部屋の中にキッチンが一体化しているという間取りです。

 

ワンルームの利点は、単身者用のすべての間取りの中で1番賃料が低く設定されやすいという点です。

リフォームされているワンルーム物件も多いため、低い賃料ながら清潔感のある部屋に住みたいという単身者にはおすすめの間取りです。

 

また部屋とキッチンの仕切りがないため、比較的レイアウトの自由度は高いです。

設置するエアコンは1つで済むため、他の単身者用の間取りよりも光熱費を節約しやすいという利点もあります。

欠点として挙げられるのは、キッチンが狭く、部屋の中に料理の匂いがこもりやすいという点です。

 

また部屋の中には必要最低限の家電や家具しか設置できない場合も多く、収納場所が極端に少ないため、実際の間取りよりもさらに部屋が狭く感じる可能性もあります。

 

 

○単身者用物件を借りる前に知っておくべき各間取りの利点と欠点②1K

 

1Kは、1つの部屋にキッチンが付いているという間取りです。

 

ワンルームと異なる点は、部屋とキッチンとの間に仕切りが設けられているところです。

1Kの利点には、独立したキッチンがあるため料理の匂いがこもりにくい点、賃料が低めに設定されている点などが挙げられます。

 

ただ1Kの独立したキッチンは手狭である場合が多く、ワンルームにおけるキッチンよりも開放感がないというところが欠点です。

 

また収納スペースも少ないことが予想されるため、部屋の中に物を置かなければいけない可能性も高くなります。

 

 

○単身者用物件を借りる前に知っておくべき各間取りの利点と欠点③1DK

 

1DKは、1つの部屋とダイニングキッチンがある間取りです。

 

単身者用物件としては広めの間取りであり、実際にはダイニングキッチンがあるため実質2つ部屋があるような形になります。

1DKの大きな利点は、食事をする場所と睡眠を取る場所を分けられるという点です。

 

また1Kとは違ってキッチンに開放感があり、収納スペースも単身者であれば十分確保できることが予想されます。

ただ1DKは賃料が高めであり、部屋が多い分光熱費がかかりやすくなるという欠点もあります。

 

それほど物件の数も多くないため、引っ越しが増える春先などはすぐ他の契約者が決まってしまうことも考えられます。

 

 

○単身者用物件を借りる前に知っておくべき各間取りの利点と欠点④1LDK

 

1LDKは、1つの部屋にリビングダイニングキッチンが付いている間取りです。

 

単身者用物件の間取りとしてはもっとも広く、家具をたくさん置いたり友人をたくさん呼んだりしたい方にはおすすめです。

1DK同様、実質2つ部屋があることになるだけでなく、リビングダイニングキッチンはダイニングキッチンよりスペースがあるため、よりゆったりと生活できます。

 

1LDKの欠点として挙げられるのは、単身者にとっては非常に賃料が高い間取りだということです。

また単身者ではスペースを持て余してしまったり、掃除をするのが大変だったりという欠点もあります。

 

 

○まとめ

 

単身者用物件における、各間取りの利点と欠点を解説しました。

もちろん単身者の中には、2K、2DKといったもっと広い間取りの物件を探している方もいるでしょう。

 

ただ近い将来、2人以上で済む予定がないという方は、今回紹介した単身者用の間取りで物件探しをすることをおすすめします。

 

自身が許容できる引っ越しのコストを考えながら、もっとも利点があると思える物件を選びましょう。