賃貸物件に引っ越すタイミングについて

2019年01月21日

引越し1

賃貸物件への引っ越しには、引っ越しに適しているタイミングと適していないタイミングがあります。

適しているタイミングで引っ越しをすれば、コストを削減できる可能性が高くなるため、なるべくそのタイミングを狙うべきでしょう。

 

今回は、各シーズンが引っ越しに適しているタイミングなのかどうかについて解説します。

 

 

○賃貸物件に引っ越すタイミング①春(3~5月)

 

3~5月の引っ越しは、果たして賃貸物件への引っ越しに適しているタイミングと言えるのでしょうか?

結論から言うと、3~5月は引っ越しに適しているタイミングとは言えません。

 

特に3月は、新生活に備えて引っ越しをする方が多いため、引っ越し業者にとって1年で1番忙しい時期と言えます。

繁忙期の場合、通常よりも引っ越し業者に依頼する料金が高くなるため、引っ越しには適していないということです。

 

また多くの方が引っ越しをする時期のため、条件に合った物件を探すこともなかなか難しくなります。

4月の後半ごろからようやく引っ越し業者は落ち着きを見せるようになりますが、5月のゴールデンウィークにはまた引っ越しをする方が増加します。

 

したがって特別な理由がなければ、春に引っ越しをするのは避けることをおすすめします。

 

 

○賃貸物件に引っ越すタイミング②夏(6~8月)

 

賃貸物件に引っ越すタイミングとして、6~8月は非常に適していると言えます。

 

特に6月はボーナスの支給時期であり、その資金を使って引っ越しをしようとする方が多くなるため、空き物件が出やすくなります。

ボーナスを使って引っ越しをしようとする方が増えるといっても、引っ越し業者自体は閑散期であるため、このタイミングがおすすめだということです。

 

また、7~8月も引っ越し業者にとっての閑散期であるため、賃料などの値下げ交渉がしやすくなります。

ただ7~8月は新着物件の公開数が少ないため、選択肢を増やしながら初期費用も削減したいという方は、6月に照準を合わせるようにしましょう。

 

 

○賃貸物件に引っ越すタイミング③秋(9~11月)

 

9月は転勤に伴う引っ越しをする方が増えるため、引っ越し業者にとっては繁忙期となります。

 

3月ほどではありませんが、引っ越し費用は高くなりがちなため、あまりこのタイミングでの引っ越しはおすすめできません。

 

一方10月は、6月と並んで賃貸物件への引っ越しにとても適しているタイミングと言えます。

転勤に伴う引っ越しのピークを過ぎた直後のため、引っ越しをする方が少なく、引っ越し業者が値下げなどさまざまな交渉に応えてくれやすくなります。

 

11月も10月とあまり状況は変わりませんが、この時期から少しずつ新着物件の公開数は少なくなります。

 

 

○賃貸物件に引っ越すタイミング④冬(12~2月)

 

12月は年末年始が近いということもあり、引っ越しをする方は非常に少ないです。

ただ、新着物件の公開数も非常に少ないため、あまり賃貸物件への引っ越しに適しているタイミングとは言えません。

 

1月になると少しずつ新着物件が公開されていきますが、まだ繁忙期ではないためそれほど選択肢は多くないことが予想されます。

 

2月は3月に引っ越し業者が繁忙期を迎えることを把握している方が、徐々に引っ越しをし始めます。

ここから新着物件の数もかなり増加するので、春から新生活をするという方はこれくらいのタイミングで物件探しをスタートさせておくべきでしょう。

 

 

○まとめ

 

賃貸物件に引っ越すタイミングを知ってもらうために、各シーズンの特徴について解説しました。

 

賃貸物件に引っ越すタイミングとしておすすめなのは、物件数が多く値下げ交渉もしやすい6月、そして転勤に伴う引っ越しのピーク直後である10月です。

 

そして春からの新生活に伴う引っ越しをする方は、2月から物件探しや内見を行い、理想的な物件が見つかれば早めに契約しておくことをすすめします。