男性禁制物件の利点について

2019年01月31日

男性禁止

賃貸として提供される物件の中には、女性しか入居できない“男性禁制物件”というものが存在します。

男性禁制物件には、通常の物件にはない利点がいくつもあるので、今回はその利点を中心に解説していきます。

 

少しでも入居する物件の選択肢を広げたいという女性の方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

○男性禁制物件の利点とは?

 

女性しか入居できない男性禁制物件には、以下のような利点があります。

 

1.男性の目を気にする必要がない

男性禁制物件は、自分以外の入居者ももちろん全員女性です。

したがって洗濯物を干す際などに、男性の目を気にする必要がないという利点があります。

 

また、同じ物件に入居している女性が狙われる犯罪にも、巻き込まれる危険性が少なくなります。

 

2.セキュリティ性に優れている

男性禁制物件は、通常の物件よりもセキュリティ性に優れていることが多いです。

女性が入居する物件の条件として、セキュリティ性が優れているというのはとても重要なことのため、これは大きな利点と言えます。

 

具体的には、防犯カメラやオートロックはもちろん、モニターが付いたインターホンやドアの二重ロック、防犯窓などが設置されている場合が多いです。

 

3.オシャレな物件が多い

男性禁制物件には、オシャレな内装、外観の物件が非常に多いです。

女性だけが入居する物件というだけあって、照明やクロスなどにこだわっている物件が多く、清潔感も重視されています。

 

4.女性が生活しやすい設計になっている

男性禁制物件には、女性が生活しやすい設計が施されているという利点もあります。

 

例えば料理がしやすいようにキッチン設備が充実していたり、収納スペースが多く設けられていたりする物件が多いです。

 

また女性の背丈に合わせて、収納スペースが通常よりも低い位置に設けられている物件もあります。

 

5.同世代が集まりやすい

男性禁制物件への入居希望者は、学生やOLなどの若い女性が多いため、同世代が同じ物件に集まりやすい傾向にあります。

したがって、さまざまな世代や性別の方が住む通常の物件よりも、近所付き合いがうまくいきやすいという利点があります。

 

 

○男性禁制物件には欠点もあるの?

 

男性禁制物件には、通常の物件にはないさまざまな利点があることを理解していただけたかと思います。

ただその一方で、男性禁制物件には男性禁制物件ならではの欠点もあります。

 

1.不便さを感じる場合がある

男性禁制物件と一口に言っても、どこまでを“男性禁制”と捉えるかには物件ごとに違いがあります。

一般的なのは、女性しか入居できない物件が多いですが、中には女性以外の立ち入りを一切禁止している物件もあります。

つまり恋人や友人、家族ですら、男性であればその物件には招き入れることができない場合もあるということです。

したがって“男性禁制”というルールによって、不便さを感じてしまうこともあるでしょう。

 

2.賃料が高めに設定されている

 

男性禁制物件は、文字通り女性だけをターゲットにした物件です。

ただ女性が利用しやすい設計にしたり、セキュリティ性を優れたものにしたりするためには、それなりのコストがかかります。

したがって男性禁制物件は、同じエリアにある通常の物件と比べると、多少賃料が高めに設定される傾向にあります。

 

賃料が高くても、男性禁制物件に入居したいという方は多くいるため、コストを抑えながら男性禁制物件を探すというのは少し難しいでしょう。

 

 

○まとめ

男性禁制物件は、多少コストがかかってでも優れたセキュリティ性、快適な環境のもとで生活したいという女性におすすめです。

 

逆にルールに縛られたくない方、または引っ越しのコストを少しでも抑えたい女性にとっては、あまり向いていない物件だと言えるでしょう。

 

また男性禁制物件だからと言って、周辺環境をチェックせずに入居を決めてしまうのは危険なので注意してください。