不動産仲介業者への連絡の仕方について

2019年05月10日

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賃貸物件探しをするにあたって、欠かせない存在となるのが不動産仲介業者です。
したがって今回は、不動産仲介業者に連絡する際、どのようなことを心掛けるべきなのかについて解説します。
これから賃貸物件探しをスタートさせ、不動産仲介業者に連絡する機会が多くなるという方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

○不動産仲介業者への連絡は電話?メール?


不動産仲介業者への連絡手段は、主に電話とメールの2種類です。
これから不動産仲介業者に連絡しようとしている方は、できるだけ電話での連絡を心掛けましょう。
なぜかと言うと、電話の方が細かい条件を伝えたり、的確に意見を伝えたりしやすくなるためです。
またほとんどの不動産仲介業者がメールでの連絡に対応していますが、不動産仲介業者側はできるだけ電話で連絡してほしいと感じていることが多いです。
利用者側が条件や意見を伝えやすいのと同様に、不動産仲介業者も電話での連絡の方が、利用者が出す条件や意見を汲み取りやすいためです。
ただ電話の場合、不動産仲介業者が営業している時間しか連絡ができないため、好きな時間に連絡が取れないことは理解しておきましょう。
また繁忙期などは電話が繋がりにくくなることもあるため、その場合は前もってメールを送っておき、大まかな条件だけでも伝えておくことをおすすめします。

 

○不動産仲介業者に連絡する前に用意しておくものは?

 

・メモ
どんな理由で不動産仲介業者に連絡する場合でも、メモは必ず用意しておきましょう。
電話で聞いた内容を忘れてしまうと、同じことを何度も聞き直すことになってしまいます。

 

・伝えたい、聞きたい内容
事前に用意すべき伝えたい内容、聞きたい内容は、どんな理由で不動産仲介業者に連絡するかによって異なります。
例えば内見の申し込みをしたい場合は、内見を希望する賃貸物件の情報(物件番号)、自身が内見に訪れることができる日時を必ず把握しておきます。
また賃貸物件に関する情報を知りたい場合は、情報を知りたい賃貸物件について、初期費用に関する情報を知りたい場合は、初期費用の金額だけでなく内訳についても必ず聞くことを忘れないようにしましょう。

 

○不動産仲介業者との会話例

 

・内見の申し込みをする場合

内見の申し込みをする場合は、まず“ホームページを見て、内見の申し込みをしたくて電話しました”と伝えます。
その後、不動産仲介業者に氏名や連絡先などを伝えます。
もし担当者の方が名乗ってくれた場合、担当者の名前は必ずメモしておきましょう。
その後内見したい物件の物件番号を伝えると、内見の日程決めに移ります。
この際、自身が内見に訪れることができる日時は、できるだけ多く用意しておくことをおすすめします。
もし希望する日時が他の利用者で埋まっていると、日程決めがスムーズに行かなくなるためです。
内見の日程が決まった後は、直接内見をする物件に訪れるべきなのか、1度不動産仲介業者に訪れるべきなのかを質問しましょう。
一般的には、1度不動産仲介業者に訪れ、そこから車で物件まで案内してくれるというケースが多いです。

 

・賃貸物件、初期費用に関する情報を質問する場合

賃貸物件、または初期費用に関する情報を質問するだけの場合、まず“ホームページを見て、物件のことについて(物件の初期費用について)質問したくて電話しました”と伝えます。
その後は、内見の申し込みの際と同じように、氏名や連絡先を伝え、質問したい賃貸物件の物件番号を伝えます。
そして、“この賃貸物件はオートロックですか?”、“この物件に入居する場合、初期費用はどれくらいかかりますか?あと、初期費用の内訳はどうなっていますか?”という風に、気になることについて質問しましょう。

 

・まとめ


不動産仲介業者への連絡の仕方について解説してきました。
何度も同じことを伝えたり、うまく意見が伝わらなかったりすることを避けたい方は、できるだけ電話で不動産仲介業者に連絡しましょう。
また内見の申し込みや賃貸物件に関する質問をスムーズにしたいのであれば、必ず伝えたい内容や聞きたい内容は準備しておくべきです。